佐世保には地元資本の百貨店があります。日本一元気な商店街もあります。郊外あるいはJR佐世保駅近くにはショッピングモールもあります。
佐世保/させぼ
20150401現在
【 矢印のあたりが佐世保 】©グーグル
■ 7,051.5万円 # ジャパネットたかたの社員一人あたり売上高(連結)
地域一番企業であった佐世保重工業は、すでに売上高で逆転され、社員数もジャパネットたかたが多くなります。
現在、ジャパネットたかたは持ち株会社として運営され、グループ全体では2,018人、一方、直近の佐世保重工業の社員数は1,184人、名村造船の関連会社となってしまったいま、まだまだスリムになるのではないでしょうか。
製造業と小売業では業態が違いますが、各社社員一人当たり売上高(連結)は以下になります。
- 佐世保重工業 2,615.5万円
- ジャパネットたかた 7,051.5万円
佐世保重工業のもっとも売上高が大きかった2008年度でもその数字は4,546.0万円、一方、ジャパネットたかたはこのころには売上高を1,000億円台にのせデフレの日本経済と関係なく伸び続けます。
■ 134億円 # 佐世保玉屋百貨店の売上高
デパートは地元商店街にとって脅威ですが、商店街形成時から存在していたこともあり、四ヶ町、三ヶ町の両商店街には脅威ではなく同志でした。
同志たりうる理由は、地元資本であり地元に本社を置くデパートでもあったからといえます。
佐世保玉屋百貨店。1806年創業、創業者は地元の人ではありませんでしたが、成長著しい町、佐世保に出てきてビジネスを広げていきました。
現在も創業者一族が経営を続けています。同百貨店は、九州では最古参の部類に入るほどの老舗でもあります。
【 地元デパート 玉屋 】
直近の売上高は134億円、従業員数は322人、佐世保に数少ない大企業の部類に入ります(*1)。同デパートは高島屋とグループ関係にあってもその差は大きく、従業員一人当たり売上高は、以下のとおりです。
高島屋 7,549.1万円
佐世保玉屋 4,161.4万円
同じ業態であってもこの差は都会と地方の差でしょうか。両デパートには、シャネルやクリスチャンディオールのブランドはありますが、佐世保には女性に人気のブランドのひとつ、ルイ・ヴィトンのショップはありません。
最寄りの同ブランドのショップに出向くにはとなりの佐賀県を越えて、福岡市の中心地まで出向かなければなりません。なお、佐世保を中心に半径350キロ圏内にはルイ・ヴィトンのショップは16店舗あります。
*1 株式会社佐世保玉屋ホームページ
■ 560円 # ジャンボチキンスペシャルバーガーのお値段 ハンバーガーショップヒカリ
ハンバーガーショップヒカリも同地の人気店の一つであり、ジャンボチキンスペシャルは同店のメニューの一つです。ヒカリとログキット本店は階上と階下で違うものの軒を同じくしています。
【 ヒカリとログキット本店 】
ハンバーガーショップでも”チキン”がメニューにあります。
大手のマクドナルドにもひき肉以外のメニューもあり、パンにはさんだものを手でつかんで食す食べ物をハンバーガーとするのは共通事項といえます。
店員さんはテンガロハットを着用
佐世保バーガーという一つのアイテムにさまざまなバーガーがあるというのが佐世保バーガーの魅力であり、そこに人が引き寄せられています。
ハンバーガー発祥国アメリカのバーガーショップの店員がテンガロンハットでなくても、ここではそれは許せます。
■ 0回 # 甲子園優勝回数
町の元気のバロメーターの一つが地元高校の甲子園出場です。高校の存在は若い子(=将来の期待)がいるという証拠でもあります。
佐世保からは県立佐世保工業高校(出場7回)、佐世保実業高校(出場6回)の実績があり、直近の出場は佐世保実業の2013年の夏の大会です。
なお、両校ともに甲子園での優勝はありません。ちなみに、佐世保市に囲まれている佐々町にある県立清峰高校は2009年センバツ大会に出場し、優勝しています。
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